41│2017年10月08日 聖霊節19 労働の意味

週    句

世に打ち勝つ勝利、それは、わたしたちの信仰です。
ヨハネの手紙 一 5:4
説  教   「落ち着いて仕事を」    :梅田 環

労働の意味
コヘ3:1~13、Ⅱテサ3:6~13、マタ20:1~16、詩90:1~17。

……主イエス・キリストに結ばれた者として、命じ、勧めます。自分で得たパンを食べるように、落ち着いて仕事を……。
テサロニケの信徒への手紙 ニ 3:12

 当時、再臨が近いゆえ、働くのは時間の無駄で無意味だと考える者がいました。パウロは、再臨の教えを自分に都合良く解釈していることに対して、警告し、彼らを避けなさいと命じます。食事を与え、世話をして、甘やかすようなことはするなという意味です。それは、彼らを更に怠惰にさせ、正しい信仰から遠ざけることになると考えたのでした。
 パウロは、テント造りの仕事をしていたと言われ、援助を受けずに苦労して働きました。自分の教えが生活に表されるよう言葉と行いが一つになる生活を、自ら示し、信徒にも求めたのですが、それは、異なった教えに振り回されずに戦うために役立つものでした。苦労して働くことは、霊的な生活を損なうことではなく、むしろ、両者を結びつけるべきであることを示したのでした。
 「働きたくない者は、食べてはならない」(Ⅱテサ3:10)とは、働けない者のことではなく、上記の再臨理解のために、働けるのに働くことを欲しない者のことで、「働かざる者、食うべからず」という冷たい訓示ではありません。
 「働かず、余計なことをしている」は語呂合わせで、無益なことをしているという意味で、「落ち着いて仕事をしなさい」と命じます。再臨を待つ者は、神が各自に託した仕事に専念するように勧めるのです。神さまは、「労働者を雇う」主人であり、(労働者が)「その労苦によって満足するのは、神の賜物」だからです(コヘ3:13)。「たゆまず善いことをしなさい」との勧めに従って、歩みましょう。