26│2019年06月23日 聖霊3 教会の一致と交わり

週    句

あなたがたに耳を傾けるものは、わたしに耳を傾け、あなたがたを拒む者は、わたしを拒むのである。
ルカによる福音書 10:16
説  教  「そうすれば、聖霊を受ける」:梅田 環

教会の一致と交わり
サム下7:4~16、使2:37~47、ルカ14:15~24、詩133:1~3。

「悔い改めなさい。イエスの名によるバプテスマを受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、聖霊を受ける……」。
使徒言行録 2:38

 ペトロの言うこの指示は、ペトロが説教で伝えたイエス・キリストの生涯を通して示された「福音」が教えることを大切にする生き方を選び取れ、という勧めです。
 イエスのいないところで(物語上、既にイエスは昇天している)「悔い改め」を伝えて、人の生きる向きを変えさせ「バプテスマ」によって新しいいのちへと招き「罪の赦し」を宣言することができるのは、教会です。イエスの十字架によって示された神の愛に従って、それに応えて生きることは、今、ここにある目に見える教会にメンバーとして加わることでした。それは「主が招いてくださる者になら誰でも」と、ひらかれている救いです。
 そして、多くの人がそこに加わり、心を一つにして神を待ち望んだ、と聖書は伝えています。ここに伝えられる使徒言行録の教会は、そこに加わることで、ある決定的な違いを人に付与する、人の生き方に刻印する教会です。「皆一つになり」「心を一つにし」「一緒に」いることができるのは、この共同体が「主が招いてくださる者なら誰にでも」開かれているからです。共同体の目的は、「神殿に参り」礼拝することと、「一緒に食事をし」、神の国での食卓を先取りすることによって、「神を賛美すること」でした。
 ただ、神を賛美するために神から招かれた者の集まりである教会は、誰をも排除しない共同体であるからこそ、一致することができるのです。わたしたちの教会は、今も、なお、そのような性格を持っているでしょうか。